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5月12日、松戸市民会館にて労音東葛センターさんの主催により打撃団のコンサートが行われました。篠笛担当の村山二朗が、終演直後の舞台裏とロビーの様子をご紹介致します。
舞台上でアンコールの演奏を終え、背で拍手を受けとめつつ袖に入ると、まずはフーッとばかりに溜め息を一つ。急いで笛を安置して、小走りで楽屋に戻ります。なぜゆっくりできないかと言うと、ロビーに出てお客さまに挨拶をしたり、サインに応じたりするためです。三枚目の私でも一応は舞台人らしくそれなりに汗をふくなどの身繕いをして、いざロビーへ。ロビーでは皆さんに温かな言葉をいただきますが、今回意外にも多かったのは「私も趣味で笛を習っています」や「僕もお囃子で笛を吹いています」という方です。太鼓の公演ですので「私も太鼓をやっています」とおっしゃるお客様は常に多いのですが、今回の公演ではずいぶんと笛吹きがおられたので驚きでした。中には「昨年見ました」や「去年見に来た知人から勧められて」との声もあり、思わず握手をする手に「ギュッ」と力が入ります。
昨年は習志野市での公演でしたが、やはりリピーターさんがいらっしゃると嬉しいですし、とても励みにもなります。松戸公演にご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。またのお越しを心よりお待ち申し上げます。
(07.6月) |
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文/村山二朗
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