竹明かりのもと、竹や太鼓といったアコースティックな自然の音に心をゆだねる。
尺八・横笛のトップソリストとしてまた、自ら竹楽団「バンブーシンフォニア」を率い国内外で活躍する柴田旺山。しなやかな笛の音、暖かいバンブーマリンバの響きが、心地よい空間を生みだす。
その心地よい Bamboo Wind の世界に、和太鼓グループ「東京打撃団」メンバーによる Taiko Beat が加わり、‘日本とアジアの歌’をテーマにしたオリジナルセッションが繰り広げられる。 
竹の色彩感あふれる音と、和太鼓の響きとが出会い、新たな感動と自然のもつ美しさを伝え、観客とのコミュニケーションを創り出すコンサート。
出演
・柴田旺山(尺八/横笛他)
・バンブーシンフォニア(竹打楽器)より2名
・東京打撃団(和太鼓)より2名

曲目
Dream
島唄

南の風
ケチャ@Bamboo
バンブーBeatII  ほか

バンブーシンフォニア
柴田旺山率いる、日本・アジア・創作の竹楽器によるアンサンブル。
演奏に使用する竹楽器はそのほとんどが手作りで、竹マリンバ、クロン
プット、アンクルンなど大小様々な楽器により、自然の響きを生かした、暖かく懐かしいサウンドを繰り広げる。
柴田旺山 しばたおうざん(尺八・横笛・竹笛・作曲)

東京芸術大学大学院修了。37歳の若さで(社)日本尺八連盟より最高位・竹帥の称号を授与されたトップレベルの尺八・横笛演奏家。
平成「即位の礼」園遊会をはじめ公式行事での演奏も多数行う他、マンハッタン・ジャズ・クインテットとのセッションやNHKスペシャル「白神山地」の篠笛演奏などで高い評価を得ている。

また、邦楽の枠を超えた“竹の音楽家”として国際的に活躍。
コスタリカでの「第5回世界竹会議」にも招聘され、講師・演奏を務めて世界の専門家から絶賛された。2000年には竹楽団『バンブーシンフォニア』を設立。自然の竹から生み出される暖かいサウンドは海外から高い注目を集め、オーストラリア、アセアンツアー(国際交流基金派遣)でも各国で絶賛された。

近年は、音楽監修・作曲家としても活躍。皇太子殿下をお迎えしての「第26回全国育樹祭」や「ジャパンエキスポ世界炎博/クロージングセレモニー」等で高い評価を得ている。

演奏活動の他に竹楽器の普及にも積極的に務めており、地域の自然を生かした竹楽団(バンブーオーケストラ)の育成、小学校での総合学習等で全国各地で指導を行うなど、「竹楽器」のエキスパートとして活躍中。
メディアにも多数取り上げられ、NHK「ラジオ深夜便」、日本テレビ「メレンゲの気持ち」、フジテレビ「ポンキッキーズ」や新聞・雑誌他に多数出演している。
イクスピアリ・ニューイヤー・スペシャルライブ 2004年1月4日
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